Welcome GUEST
NIHN

国立健康・栄養研究所
ホームぺージ
栄研ホームページ

検索
メインメニュー
おすすめリンク

テーマ選択

(5 テーマ)

最新栄養ニュース - 悪玉コレステロールに影響を与える4つの遺伝子

ヘッダーナビゲーション

悪玉コレステロールに影響を与える4つの遺伝子2013/06/18 6:06 pm

[病気]  悪玉コレステロールに影響を与える4つの遺伝子 2013.5.17 , EurekAlert より:   記事の難易度 2
  

新たに特定された低比重リポたんぱく質(LDL)コレステロールとの関連が疑われる4種類の遺伝子をターゲットにした薬は、心血管疾患(CVD)リスクを減少させることができるかもしれない、という米国サンアントニオのテキサスバイオメディカル研究所の報告。

悪玉コレステロールとして知られるLDLコレステロールの高いレベルは、CVDの主な危険因子であると言われている。過去25年間の努力(ライフスタイルの改善や薬物治療によるLDLコレステロール値のコントロールの推奨)にもかかわらず、CVDは世界中で主要な死因のままであると指摘されている。

CVDは遺伝要因と環境要因(食事など)の相互作用により引き起こされる病気であり、LDLコレステロール濃度とCVDリスクが関係している理由を理解するためには、遺伝要因について知ることが大切だと考えられている。

ヒトが摂取する食物を制御することは困難であるため、生理的・遺伝的にヒトと類似しているヒヒ(LDLコレステロールの濃度が高いヒヒと低いヒヒ)に高脂肪食(7週間)を与え、遺伝子アレイ技術とハイスループット(高性能)配列決定法を用いて調べたところ、TENC1、ERBB3、ACVR1B、DGKAと呼ばれる4種類の遺伝子がLDLコレステロールのレベルに影響を及ぼしていることがわかった。

興味深いことに、これらの遺伝子は細胞の生存において重要なシグナル伝達経路に関与していることが確かめられた。この経路を遮断することで特定のがんの進行は促されると示唆されているため、CVDとがんの原因は共通している場合があるという。

次のステップは、これらの遺伝子がLDLコレステロールに影響を与えるメカニズムを明らかにすることであり、その調査はCVDの新しい治療法の開発に寄与すると期待されている。すべてがうまくいけば、今回の結果は2年以内に臨床的に利用される可能性があるだろう、と研究者らはコメントしている。

出典は『脂質研究雑誌』。 (論文要旨

このエントリーの情報

トラックバックping送信用URLを取得する

このエントリーの記録

ニュース カレンダー
« « 2017 3月 » »
26 27 28 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1
最新ニュースセレクト